こんにちは。ピラティスインストラクターのあいです。
このブログでは、ピラティスについてとオーストラリア生活について発信しています。
ピラティスに興味があるけど向いているのか分からない。
どんな効果があるの?
ピラティスとヨガの違いは?
ヨガと迷っている。
こんな疑問に答えていきます。
ピラティスとヨガの共通点
ピラティスとヨガは、同じようなエクササイズで同じような結果をもたらすと思われることがほとんどです。
それも納得。ピラティスの方がずいぶんと後に生まれた運動なので、ヨガの良いとこ取りをしているハイブリットエクササイズです。
ヨガの要素も取り入れて作られたので、以下のような点が似ています。
- 呼吸を改善する
- 集中力が上がる
- 程度はさまざまだが体を引き締めるのに役立つ
ピラティスとヨガの相違点
主な違いは一つだけ。
伸ばすか、鍛えるか。
ヨガは体と関節の柔軟性をアップさせられます。
ピラティスは緊張した筋肉をリラックスさせながら強化することに重点を置いています。
ヨガが良いのか、ピラティスが良いのか問題
あなたが運動後どのようになりたいかによって、どちらを選択した方が良いか変わります。
まずはゴールを決めることから始めましょう。
ピラティス、ヨガから得られる効果をそれぞれ比較しながら、通う目的を決めていきます。
ヨガ | ピラティス | |
---|---|---|
①体重減少 | パワーヨガ | |
②筋力向上 | パワーヨガ | |
③柔軟性向上 | 部分的に | |
④リラックス効果 | ||
⑤パフォーマンスアップ | 柔軟性 | 体幹強化 |
⑥リハビリ・慢性的な痛み | 注意が必要 | |
⑦心肺機能向上 | パワーヨガ | 上級クラス |
ゴール①:体重を減らす
○kg痩せたい!と運動を始める人は多いと思います。
ヨガでもピラティスでも、目標体重を達成するには、少なくても週に3回はレッスンを受けた方が良いでしょう。
具体的な消費カロリーは以下のように言われています。
ヨガ
- 50 分間のヨガクラス:約 145 カロリー
- 1 時間のパワーヨガクラス:約 250 カロリー
ピラティス
- 50 分間の初心者クラス:約 175 カロリー
- 1 時間の上級クラス:約375 カロリー
ゴール②:筋力アップ
ピラティスは腹部の筋肉を含む体の主要な筋肉群を強化するのに役立ちます。
背中、腕、脚の強化も期待できますが、一方で背中、ハムストリングス、腰の柔軟性は向上します。
ヨガは、筋力や筋肉増強の面であまり提供しません。 筋肉、特に腕と脚の調子を整えることはできますが、必ずしも筋力やパワーが向上するとは限りません。
ヨガの中でもパワーヨガも筋肉の強化、バランス感覚の強化に最適です。
筋力をつけたい場合は、
- ピラティス
- パワーヨガ
ゴール③:柔軟性アップ
ヨガは体全体の柔軟性を高めるのに役立ちます。
ピラティスでは、呼吸で重要な背中や肋骨周りの筋肉、ハムストリングス、骨盤を意識して動かすために腰の柔軟性は向上します。
- 全体的に柔らかくなりたい場合はヨガ
- 特定の部位を柔らかくしたい場合はピラティス
ゴール④:日々リラックスした状態を保つ
ストレスレベルを下げ、精神的な集中力を高めたい場合は、ヨガが良い選択肢です。
練習することで、瞑想をマスターすることができ、それが注意力を向上させ、調和の感覚を高めるのに役立ちます。
ヨガは心を落ち着かせる利点を備えた、リラックスした形の運動を提供します。
- 心を落ち着かせたい時にはヨガ
ゴール⑤:スポーツのパフォーマンスアップ
体幹を強化することが目的なら断然ピラティスがおすすめです。
バランス感覚が向上し、体の軸がぶれににくなります。
サッカーで当たり負けをしなくなったり、ゴルフの飛距離が伸びたりといった効果が期待できます。
- パフォーマンスアップにはピラティス
ゴール⑥:リハビリや慢性的な痛みの軽減
ピラティスは、リハビリのほぼすべての領域を支援するなど、全体的なフィットネスを向上させるのに役立ちます。
全身の大小両方の筋肉群を動かしながら、集中力と呼吸を改善できます。
ピラティスは、手術の準備、手術後、慢性的な状態への対処、痛みの軽減に理想的なリハビリテーションエクササイズとなります。
背中に問題がある場合は、ヨガのポーズによって問題が悪化することがあるため、注意が必要です。
- リハビリや慢性的な痛みにはピラティス
ゴール⑦:心肺機能の向上
ヨガもピラティスもクラスの強度によって心拍数の上がり具合は異なります。
ヨガのほとんどの流派は心血管系の利点をほとんど提供せず、代わりに心を落ち着かせるポーズやストレッチに集中します。
ただ、パワーヨガは、ポーズ間を素早く移動するヨガの形式で、有酸素運動に近いです。
ピラティスでは特に上級ピラティスクラスで、心臓血管系の改善に役立つポジションと動きを提供します。
心肺機能をアップさせたいなら、
- パワーヨガ
- 上級ピラティス
まとめ
選び方を参考にゴールを決めたら、ヨガかピラティスご自身に合うエクササイズを選択してみてください。
ピラティスの生い立ちや特徴について、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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