こんにちは。オーストラリアにピラティス留学中、インストラクターのあいです。
・ピラティスマットを買おうと思っているけど、ヨガマットと違うの?
・どんなものを買えばいいの?
ベタベタする。ビニール臭がする。沈みすぎてひじ、ひざが痛い。傷が入ったところから破れて細かいくずが服につく。
今まで何枚もマットを買って失敗した私がこんな悩みを解決すべく、今回はピラティス用マットを選ぶ際のポイントとおすすめマットを紹介していきます。
ヨガマットとピラティスマットの違い
ヨガマットとピラティスマットの違いはズバリ、厚みです。
ピラティスマットの方が厚みがありますが、ヨガマットをピラティスに使用しても問題ありません。
ピラティスもヨガも両方やる方は、ヨガマットがあれば大丈夫です。
ただし、けが防止のため、ある程度の厚みのあるものを使用してください。次章で詳しく説明しますね。
ピラティスマットの選び方
ピラティス用マットを購入する際には、以下3点を気にしてみてください。
- 厚み6mm以上〜
- 手入れのしやすや
- 適度な滑りにくさ
では順番に解説します。
厚み6mm以上〜
ピラティスは仰向けやうつ伏せで行うエクササイズが多いため、6~16mm程度の厚みがあるマットが良いです。
クッション性が高くなるので、肘や膝をマットについても痛くなりにくいことが魅力です。
ただ、厚みがあるマットは商品数が少ないのがネックです。
手入れのしやすや
アルコール消毒や丸洗いをしても傷みにくいかは重要です。
ピラティスは仰向けやうつ伏せの動きが多く、マットと触れる面積が大きいです。
また、汗をかきづらい方でも、『じんわり』くらいの汗をかきます。私は汗っかきでなので、上級クラスになると滴るほどです。
マットはなるべく清潔にしておきたいですよね。
適度な滑りにくさ
初級のクラスでもよく登場するアップストレッチ。ヨガでいうダウンドッグです。中盤以降の体が温まってきた頃に出てくるので、マットによっては手汗で滑ってとストレスに感じることが多いです。(私だけ?)
ちなみに、アップストレッチはこんなポーズ。
滑りにくさは、素材に影響されるので、次章で詳しく説明していきます。
素材
素材の特徴を知っておくと、マットが選びやすくなります。
素材 | 主な特徴 |
---|---|
PVC(ポリ塩化ビニル) | ・安価 ・クッション性が高い |
NBR(ニトリルゴム) | ・安定したグリップ力で滑りにくい ・特有の臭いはほぼない |
TPE(熱可塑性エラストマ) | ・軽い ・水拭きができる |
PVC(ポリ塩化ビニル)
ごく一般的なヨガマットに使用されている素材です。ホームセンターや100円ショップ、スポーツ量販店などで販売されているものの多くはこのPVC素材が採用されています。
安価で入手しやすいことから、初心者が購入するケースも多い素材。クッション性や安定性に優れている点が特徴です。
NBR(ニトリルゴム)
安定した弾力やグリップ力があり、滑りにくいことから本格派の方を中心によく使われています。
素材に含まれる成分がアレルゲンとなる可能性があるので、ゴムアレルギーの方は注意しましょう。
重くて持ち運びにはあまり適していないので、決まった場所での使用におすすめです。
TPE(熱可塑性エラストマ)
近年、主流になりつつある素材です。環境に配慮されたエコな素材で、軽く、臭いがほとんどないことから使いやすいのが特徴。
水拭き可能で清潔を保ちやすく、扱いやすいことから愛用者も多い傾向です。
少し値段は高めのものが多いですが、そのぶん耐久性が高いため長持ちします。
では次章ではおすすめマットを紹介します。それ以外を購入される場合は、ぜひ上記の素材を参考に決めてみてください。
おすすめマット5選
では、いきましょう!
Gruper ヨガマット 6mm
薄いにも関わらず、弾力とクッション性があり使いやすいです。
沈み込みすぎないので、腰や背中が痛くなりにくい上、滑りにくさも良い塩梅。
全14色とカラーバリエーションが豊富なのも嬉しいです。
丸洗いできる素材なのも、衛生的でポイントが高いですね。初心者の方におすすめの入門マットです。
Balanced body Mat 16mm
クッション性が抜群。大手ピラティスマシンメーカーのマットで、品質も安心です。ソフトな肌触りですが沈み込み過ぎないので、ひじやひざが床に当たって痛いという心配はありません。
数年使うと柔らかいマットにありがちなヘタリが出てきますが、数年はもつので耐久性は良好かと。
ヨガワークス 12mm
12mmマットで、ピラティスの静止、ローリングポーズで体重を吸収し、カラダへの負担を軽減してくれます。
丸めてもシワになりにくいのはありがたい。
個人的には価格に見合った耐久性が花丸!
Suria HDエコマットプラス 6mm
コシのあるクッション性が特徴的です。suriaオリジナルの発泡率にこだわった高密度なTPE素材で作られています。
手汗をかくと滑りやすいので、汗っかきさんにはこれ以外のマットをおすすめします。
6mmの中では一番クッション性がある気がします。プランクの姿勢で長時間肘をついていても痛くなりません。
ゴミがつくと表面のくぼみに入り込んで落としづらいのは注意ですが、新色は淡いカラーなので目立ちにくいかもしれません。
マンドゥカ(Manduka) The Black Mat 6mm
皮膚に吸い付くような素材で、しっかり手足をホールドしてくれます。
上で紹介してきたマットより硬めですが、汗で滑る心配をしなくていいのが良いところ。凹凸も少なく、拭いて手入れがしやすいです。
番外編
複数マットを持っている私が、お出かけ用で使っているマットも紹介します。
A4サイズに折りたためるので、リュックにすっぽり入れられてすごく便利。
もちろん薄いのですが、公園の芝生やビーチなど、柔らかい地面を選んでピラティスをすれば、全く問題ありません。
外で運動をするのは、いつもと違い爽快です。
まとめ
以上痛くなりやすい原因とおすすめのマットを紹介しました。ぜひお気に入りのマットを見つけて、ストレスフリーで長くピラティスを続けてくださいね。
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