運動不足解消にYouTubeでピラティスを始めたんだけど、
どうしても痛くてできない動きがある。
骨が痛い•••。
こんな悩みを抱えていないでしょうか。
こんにちは。ピラティスインストラクターのあいです。
このブログでは、ピラティスについてとオーストラリア生活について発信しています。
今回は、エクササイズ中に起きる痛みの考えられる原因と対策を解説していきます。
このエクササイズで痛い!
レッスンをしていると、以下のエクササイズで骨が当たって痛いという方が多い印象です。
- ローリング・ライク・ア・ボール
- スワンプレップ
- サイドリフト
当てはまるエクササイズはありますか?写真付きで順番に説明しますね。
ローリング・ライク・ア・ボール
ボールのように転がるエクササイズです。
しっぽの骨(尾骨)が当たって痛いという方が多いです。
尾骨(びこつ)は仙骨にくっついている三角形の骨です。
スワンプレップ
背中のエクササイズです。
恥骨やASIS(腰骨)が痛いという方が多いです。
恥骨(おへその下、指10本分くらい下がったところにある出っ張った骨)
ASIS(上前腸骨棘)。腰骨です。日本語で言うと長いので、レッスン時も英語の頭文字で呼ばれることが多いです。
サイドリフト
横向きのエクササイズ。
大転子が当たって痛いという方が多いです。
太ももの骨の付け根、外に出っ張っている部分です。
原因は?
考えられる原因を3つあげてみます。
- 骨盤の傾き
- エクササイズに慣れていない
- 筋力不足により姿勢がキープできない
骨盤の傾き
骨盤の傾きによって、初心者さんは骨の飛び出たどこかに負荷がかかりがちです。
ピラティスは傾いている骨盤をニュートラル(まっすぐな位置)に戻そうとする運動法です。
ですので、ピラティスを続けていくうちに、エクササイズ中に骨盤がニュートラルの状態を保てるようになり、痛みが出にくくなっていくでしょう。
エクササイズに慣れていない
ピラティスの動きに慣れていないだけかもしれません。
エクササイズに慣れることで、重心の位置を自分で調整できるようになり、出っ張った骨の部分に負荷がかかりにくくなります。
筋力不足により姿勢がキープできない
筋力がつくと本来使いたかった筋肉を使えるようになります。
姿勢をキープできるようになるので、骨に余計な負荷が掛からなくなることも考えられます。
対策は?
できる動きを増やしていくことを目標に
ピラティスの動きに慣れていないことや筋力不足が原因なら、痛みが無くできる動きから習得して、できるエクササイズを増やしていきましょう。
手っ取り早くタオルで
原因が骨盤の傾きによるものなら、床に直接骨が当たらないように、タオルで厚みをつくってみましょう。
バスタオルを2枚折り〜4枚折りにするのがおすすめです。
エクササイズに合わせて自分で好きな厚さに調節できるのもタオルのいいところです。
マットを変える
そもそもマットが原因かもしれません。
マットが薄すぎて床の硬さを感じていたり、一見すると厚さはあるけれど沈み込んでいたりしていませんか。
初心者の方にこそ厚めのマットをおすすめします。
まとめ
エクササイズ中に床に骨があたって痛みがある方へ、原因と対策を書きました。
どんな動きなのか、体が理解して慣れるまでに少し時間がかかるのも一つのポイントです。一緒に長くピラティスを続けていきましょう。
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